SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“SOU・SOUハンドメイド部2/行宗 里恵”
よくある悲しい出来事として
「着ようと思ったらこんな所に虫穴が」という悲劇が皆様にもご経験あるかと存じます。
お気に入りの衣服ならなおさら悲しいですよね。
ということで今回はnetで見つけた虫穴修理をやってみました。
まずは「生地と同じ糸」を用意。
ここが一番ポイントで、同じ糸が手に入ればあとはなんとかなります。
すそや脇のミシンをほどいて取る方法もありますが
今回はポケットをカットして取りました。
1、穴の周りにしつけで印
2、ニット生地の目の一段ずつ横糸を通す(ニット生地は横に長く残す)
3、横糸にからめるように縦方向へニット生地は「編む」
ですがここでいったんストップ。
この生地は編み目が小さすぎて手で編めない!
四苦八苦したあと、あきらめて「編む」から「織る」へ変更です。
横糸と縦糸を井桁に「織って」穴をふさぎます。
編む用に長く残していた糸は不要になりましたので裏面に入れて処理しました
織り目の隙間を埋めるように整えて、完成!
いかがですか。
編み生地へ織りで修正したためよく見るとここだけ生地が少し不自然ですが
遠目では穴は見えなくなりました。
これでまだまだ活躍してくれそうです。
ご自身で出来ない方も修理屋さんによってはニットを修理可能なお店もあるそうですので
そちらを探してみてはいかがでしょう。
お気に入りの衣服あきらめるのはまだ早いかもしれません。

2 件のコメント
こんにちは。
違う色の糸で補修して模様として楽しむという手もありますね。
コメントありがとうございます!
刺繍を加えるのもいいですね。実は他にも穴あき衣服がありましてそちらでチャレンジしてみます!