SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“和歌山旅行記/猿渡 つぐ海”
先月頃、家族4人で旅行に行ってきました。
行き先は和歌山。
家族旅行は父と母の行きたい場所に行くことが多いのですが、今回も美味しい「食」を求めて湯浅へ。
鎌倉時代に中国の宋で修行を積んだ僧が伝えた「金山寺味噌」から生まれたのが、現在の日本の醤油の始まりと言われているとのこと。
「醤油醸造の発祥の地」ということで、濃い味大好き猿渡家一行は向かいます。
「醤油博物館」というのれんに惹かれてくぐると、醤油醸造に使う道具などがずらり。
耳慣れた文字もあったり、どのように使われているかの説明もあり、歴史を感じます。
湯浅の町並みは伝統的建造物群保存地区となっており、昔ながらの建物がとても良いのですが…。
そんな町並みに実際に暮らしているご近所さんから集まった、貴重な昔の道具たちを展示している地元の資料館にも伺いました。
中でも個人的にはこちらの綿繰り機に目が吸い寄せられてしまいました。
どうやって動くのか想像するだけでも楽しいです。
家族と昔の道具たちに想いを馳せながら資料館の方にもお話を伺うことができ嬉しかったです。
2日目は、紀州南高梅を目当てに南部(みなべ)方面へ。
近所の梅農家さんたちが軒先に自慢の梅を売りに出されている風景はとても新鮮でした。
人が多く写真が撮れずでしたが、ほぼ山登りの斜面に途中で休憩していただいた梅干しを頬張る弟・私・母(私はすっぱくて眉間にシワが寄っておりますが…)
結構な山登りではありましたが、母も私も地下足袋と富士で歩きやすいSOU装で登りきりました。
花見には少し時期が早かったですが、美味しい梅干しを手に入れることができ良い旅になりました。
