SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“都をどり鑑賞/王 聖筌”
先日、京都の伝統舞踊公演「都をどり」を観に行きました。
会場内には、今回の宣伝ポスターの原画も展示されていました。
公演前には恒例の茶席にも参加しました。
静かな和室で、こんなにも近い距離で舞妓さんがお茶を点てる姿を見られる機会は非常に貴重であり、京都ならではの体験だと感じました。
茶席で和菓子をいただく際に使われる小皿は、記念として持ち帰ることができます。
高島縮 20/20 立衿(たちえり) 筒袖襯衣(つつそでしんい)/濡羽色(ぬればいろ)
12号帆布 作務衣(さむえ) 下/松皮菱(まつかわびし)
今年は二回目の観賞でしたが、去年とは違い、一階の中央席を選びました。
去年は初めてだったので、様子がわからず二階席を予約しましたが、やはり一階の中央から見る舞台はまったく印象が違いました。
舞妓さんや芸妓さんたちの表情や細かい所作までよく見え、より深く舞台に入り込むことができました。
今年の舞台も春夏秋冬をテーマに構成されており、衣装、音楽、照明、すべてが一体となった演出に心を奪われました。中でも、衣装の配色が一番好きでした。
まるで人形のように精巧で、とても美しかったです。
こちらで公演の映像をご覧いただけます。雰囲気をお楽しみください。
会場には多くの外国人観光客の姿も見られました。公演が終わって観客が会場を後にする時、彼らの顔には感動の表情が浮かび、都をどりの世界観に対する賛嘆の声があちこちから聞こえてきました。
改めて都をどりは京都を訪れるなら絶対に観るべき公演だと強く感じました。

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