SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“新しい本/増本 一十三”
こんにちは。増本です。
新しい本を手にしたときの、そして、その本を開いたときのわくわくってありませんか。
SOU・SOUでは、新刊「脇阪克二のアイデア箱」が販売中です。
私も、手にとるたびに、わくわくです。
SOU・SOU netshopでは、本の中をチラッと見ることができますので、
気になっている方は、ぜひご覧ください。
★netshopはコチラから。
※商品ページを下へスクロールしてみてください。
いくつかの言葉とともに始まるページには、
脇阪さんの日常の空間や景色、これまで脇阪さんの手から生まれたものが、写真を通して伝わってきます。
SOU・SOUのテキスタイルが世界に広がる前の土壌のような本だなと私は感じます。
また、脇阪さんの人生の道筋に触れることができます。
それを見てみたかった、知りたかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、脇阪さんのたくさんの絵葉書から受け取るものがあります。
1枚のはがきという枠の中で、
なにを表現してもいい。
表現方法も無限大。
いまいちな時があってもいいし、なんだか調子よいぞという時もどちらもそれでいい。
脇阪さんの絵葉書を拝見するたびに、そのように感じています。
絵葉書を見てみたい方は、SOU・SOUホームページ内の「連載:脇阪克二の一日一絵」へどうぞ!
※「一日一絵」の連載では絵葉書を。
「テキスタイルデザイン」の連載ではSOU・SOUのテキスタイルデザインを見ることができます。
20周年のSOU・SOU展のとき。
実際に1枚のはがきに描きながらの脇阪さんの言葉が印象的でした。
「うまく描けなくても、今日はそういう日だ。
ただそう受け止めて、その時は手を止めるだけで、
それも自分の一部なんです。
つまらないものを積み重ねても、
続けることでそれが力になる。
思いがけないものに出会えることもある。」
そのようなことをおっしゃっていて、
自分の中で感じていたことと繋がったのが印象深く、忘れないうちにその言葉をメモしました。
日々の暮らしの中で積み重ねる脇阪さんの一日一絵が土台となり、
たくさんの人の手を通して形になったSOU・SOUのテキスタイルデザインが、
世界に広がっていることを感じる1冊です。
手元に置いて、折に触れて開きたい本が私の本棚に増えました。
皆さんの手元にも、よかったらいかがでしょうか。

4 件のコメント
増本さん
おはようございます。脇阪さんの御本、私も購入いたしました。サイン入り‼️です。
20周年の脇阪さんのお話をお伝えしいただきありがとうございました。最後の大切なピースを置いて、本が完結しました。「今日はそういう日と、受け止めて」、なかなかできませんね。
マキコ様
コメントありがとうございます。
脇阪さんのサイン入り本を購入されたのですね!それは、記念の大事な1冊ですね。
なかなかできないと思うことも、いくつになっても、少しでも、できたという体感を積み重ねていきたいですね。
5/31(土)の朝日新聞の読書欄に、この本がとりあげられていました。
サイン本を買ったばかりだったので、思わず(おぉ!)となってしまいました。
京都大学教授で文化人類学がご専門の石井美保さんが書評を書かれています。
「可愛いものは侮れない」思わず、(そうそう!)とうなずいてしまう言葉です。
Aki様
コメントありがとうございます。
たしかに「可愛いものは侮れない」ですね!
可愛いものは、ついつい手に取りたくなる。そういう引力がありますね。
石井美保さんの書評、私も探して読んでみました。教えていただきありがとうございます。