一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“亀屋良長220周年祭”
本日は老舗担当の黒田よりお届します!
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皆様こんにちは!
企画室の黒田です。
昨日こちらにお邪魔してきました。
京菓子司『亀屋良長』さん
亀屋さんは今年で創業220年を迎えられるとのことで、その記念イベントにご招待いただきました。
会場にはお菓子の展示が沢山!
「菓子見本帖」
菓子の意匠や銘などを記したもので、ずっと受け継がれてきた大変貴重な資料です。
江戸時代の見本帖の箱には「温故知新」と記されています!
店主の吉村由依子さんに説明をうけるプロデューサー若林
こちらは当時の見本帖と木型
この資料を元に製作された「七五三の盛菓子」
縁起物のモチーフ「松・竹・梅」が、こどものお祭りである七五三仕様ということでで「松ぼっくり」と「筍」に!
吉村社長の講演会では亀屋良長さんの歴史と理念を伺いました。
SOU・SOUも登場!
売れ筋の「宝ぽち袋」は、伊勢木綿手ぬぐいを使っています。
吉村社長のお話で一番印象強かったのは、「伝統」について。
いわゆる「老舗」でよく言われるのは、「伝統はつなぐもの」という考え方。
対して、吉村社長がおっしゃったのは「伝統は道具」であるということ。
歴代の知恵や知識が「伝統」となり、その「伝統」を使って、いかに今日のお客様を喜ばせるか・・・
という想いで日々お菓子作りに励んでいらっしゃるそうです。
SOU・SOUで日々仕事をしていると、伝統ということについて考える機会がありますが、本日の吉村社長のお話はとても心に響きました。
講演会のあとはお茶菓子をいただきました。
福引を回すプロデューサー若林。
「一等は何色ですか?」
「金です!」
「白(はずれ)でした~~!」
帰りに醒ヶ井の湧き水をいただきました!
亀屋良長220周年祭、とても良い経験をさせていただきました。
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それでは、また明日。
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【今日の合言葉】
「亀屋良長(かめやよしなが)」
・店舗でお会計時に、〔今日の合言葉〕を言って頂くと、1ポイント差し上げます。
(1日に1ポイントのみの進呈です)
・毎日変わりますので、ご注意ください。
・店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
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テキスタイルデザイン / SOU・SOUオリジナルのテキスタイルデザイン紹介
“鞘 平成10年”
日本刀は戦う道具としてだけでは終らない
刃はもちろん、柄(つか)の部分、鍔、鞘と
技術のかぎりをつくし
想いをこめ、高い精神性と芸術性を
めざしてつくられている
日本刀には武士の魂がこめられている
(脇阪 克二)
Sheath (1998, by Katsuji Wakisaka)
The Japanese sword is more than just a tool for fighting.
The blade, of course, as well as the handle, guard, and sheath,
are all created with the utmost skill,
and is made with the aim of achieving a high level of spirituality and artistry.
The Japanese sword contains the soul of the warrior.
| English translation by Karen Yiu |
Fourreau (1998 par Katsuji Wakisaka)
Les sabres japonais ne sont pas seulement des armes de combat.
La lame, mais aussi le manche, la garde et le fourreau
sont élaborés avec un important degré de technicité,
mais également avec passion, haute spiritualité et
un grand talent artistique.
Les katanas sont imprégnés par l’esprit des samouraïs.
| Traduction francaise par JB&B |
劍鞘 (1998, 脇阪 克二)
日本刀不僅僅是用來戰鬥的武器
除了刀刃之外,刀柄、刀鄂和刀鞘等
都使用了最精湛的技術
並以崇高的精神性和藝術性為目標來製作
日本刀蘊含著武士的精神
| 中譯 : 莊 幃婷 |
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“こども本の森 中之島/山田 充”
SOU・SOUで絵本といえば、
「どのはな いちばん すきな はな?」と「ぶー ぶー ぶー」ですが、
うちの子も4歳ともなると物足らないようで、読み聞かせに選ぶことがめっきり減りました。
そこで絵本が大好きな息子くんのために、選びきれないほど多種多様な本が揃えられている
大阪市内にある「こども本の森 中之島」にお出かけしてきました。
入館には、オンラインでの事前予約と予約なしでの当日先着入場枠の2つの方法があり、
イベントなどがなければ大阪府民・市民ではなくても誰でも入館することができます。
入り口のテラスでは、建物寄附者である建築家・安藤忠雄氏によるオブジェ、
大きな大きな青いりんごがお出迎えしてくれます。
中に入ると、乳幼児からたのしめる絵本や幼年童話、児童文学、小説、各分野の図鑑、
自然科学書、芸術書など様々なジャンルの本が壁という壁に所狭しと並べられています。
入館したら、まず中央の大階段に座って家にはない昆虫図鑑や恐竜・爬虫類の図鑑を読み漁ります。
昆虫のどアップの写真ばかりを見ていると、ちょっと気分が、、、
子どもって、なんであんなに昆虫や爬虫類が好きなんでしょうか。
ちなみに、小さな「どこでもドア」もあります(中にはドラえもんの単行本が入っています)。
1時間30分の入替制で、あっという間に時間が過ぎていきました。
世間では「大ピンチずかん」が話題になっているそうですが、
うちの子が最近ハマっている絵本をご紹介したいと思います。
「どんぐりむら」シリーズと、
「100かいだてのいえ」シリーズです。
寝かしつけ前の読み聞かせでも大活躍の絵本たちです。
両方ともまだまだシリーズがあるので、これからも買い足していく予定です。
親としては、深いことは考えずいろんな本を読み続けてほしいと思う今日この頃です。