一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“長方形衣は3種類”
本日は『SOU・SOU冬のよそおい予約』よりこちらをご紹介。
SOU・SOU の大定番「長方形衣」
形はほぼ同じですが3種類あります。
一つ目は普通の「長方形衣」
舶来羅紗 長方形衣 金襴緞子と余白 鳥の子色
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広げて置いた時長方形のカタチをしています。誰でもパッと着るだけで決まります。
弥生時代の「貫頭衣」をイメージしたワンピースです。
二つ目は「長方形衣 肩線」
梳毛 金襴緞子と余白 濃灰
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普通の長方形衣に比べて肩傾斜がついています。
生地が厚い場合、肩傾斜を付けた方が着た時の肩まわりのドレープがスッキリする為です。
三つめは「長方形衣 二つ身」
接結起毛 阿弥 長方形衣 二つ身 璃寛茶
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置いたときのシルエットは「長方形衣」と同じですが、二枚の前身頃が中心で縫われていて、
着ると首元がVネックになります。
そのためバスト当たりのドレープが少し他とは異なります。
生地に合わせて三種の型を使い分けています。
パッと着るだけで様になるのはどれも同じです。
色や柄、生地感でお選び頂ければと思います。
バーチャル試着も有りますので是非遊んでから、気に入ったものが御座いましたらご検討よろしくお願いいたします。
それでは、また明日。
一日一絵 / SOU・SOUのテキスタイルデザイナー脇阪克二からの便り
SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“土偶と埴輪/石田 明日香”
おーい!はに丸~♪はに丸王子~♫
を幼少期楽しんでいたアスカです
SOU・SOUでは、テキスタイル“土偶”がございます(商品はコチラ)
土偶を見て、埴輪と思う方もちらほら
確かに似ている土偶と埴輪の違いってなんだろう?
ということで調べてみると、
◯時代が違う
土偶・・・縄文時代
埴輪・・・古墳時代(4~7世紀)
◯作られた目的が違う
土偶・・・魔よけ,豊作,子孫が栄えることなどを願ってつくられたとされる
埴輪・・・古墳に葬(ほうむ)られる人が死後も不自由をしないように、
という願いで王や豪族などのお墓である古墳の周りに並べられた
あとは、土偶は土製の人形、埴輪は素焼きの土器という違いもあるとのこと
ほぇ~!似て非なるものなのですね
行くで~!
ということで、土偶の柄を身に着けて、先輩風ちょっくらふかしに今城塚古墳へ行ってまいりました!
この古墳は6世紀前半につくられた継体天皇(聖徳太子の曾祖父)の墓だといわれています
(ご興味ある方は、コチラ!)
圧巻です!
こちらの埴輪祭祀場は、発掘調査で確認された位置に復元配置
埴輪のまつりが再現されているのは全国でここだけとのこと!
お馬と戯れたり、
笑顔の力士さんと手を取り合ったり、
(相撲は農作物の収穫を占う神事として行われていたのだそうです)
武人になってみたり、古墳の近くにある今城塚古代歴史館へ行ってお勉強したり
歴史を堪能してまいりました
こちらは全国でも珍しい古墳公園となっており、お散歩、スポーツ、ピクニックと
市民の憩いの場になっているのもいいなぁと感じました
京都市内で言うところの鴨川(賀茂川)ですね
埴輪のテキスタイルもできたらいいな