SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】インドア曜日”
ここのところめずらしく雨が多い日が続きましたね。
先週のお休みであった金曜日も、例によって1日雨でした。
貴重なお休み…晴れたらやりたいことは山ほどありましたが、
とりあえず諦めて、インドア作業をがさがさとやっておりました。
と、そこに出てきたのは
友達にもらった「まんが日本昔話」のDVD!
さっそく気負わず、ぼーっと視聴。
「桃太郎」や「浦島太郎」等、メジャー作品ももちろん好きですが、
それ以外の、各土地に伝わる民話も、かなり好きです。
特に昔見て心に残っている作品は「キジも鳴かずば」!
見た後、あぁ、無情…と言ってしまうことうけあいなのですが、
これを見たときは、幼心に「なんてひどい話だ」と、
しみじみガーンとなってしまった覚えがあります。
かいつまんでストーリーを説明すると…
とっても貧乏な生活をしている父とその子供(女の子)がおり、
ある日女の子が病気にかかってしまって、でもお金が無いので、
満足な食事も薬も与えてあげられない。
思いつめた父は、村の長者の家に忍び込んで、小豆を片手にひとにぎり
掴んで、逃げるわけです。当然村では泥棒が出たと大騒ぎになるのですが、
何とか犯人は見つからないまま、日が経ちます。
父はひと握りの小豆を、小豆飯にして女の子に食べさせました。
そのおかげで女の子の病気は治り、また外で遊べるようになったわけです。
嬉しい女の子は、鞠をつきながら「お父さんが小豆飯を食べさせてくれた」
と歌います。それを聞いた村人が怪しみ、泥棒をしたことがばれて、
父は殺されてしまうのです。
その後、女の子は消息不明になり何年か経ち、ある日のこと
すすき野原でキジが、一声鳴きます。すると、その鳴き声を聞きつけた
猟師が、キジを一発。撃ちとめました。
すると、どこからともなく、大きくなったあの女の子が現れ、
「キジも鳴かずば、撃たれまい」と、一言。
そこでお話は急に終わるのです。
鳴かなければ、撃たれることも無かったのに…
どういう意味か、解っていただけていると思います。
これを見た時から、日本昔話が面白いなァと思う様になりました。
DVDBOXなど出ているのでしょうか?いまさら全話集めたいと思いました。
(尾崎)
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