和菓子になったテキスタイルデザイン / 過去の作品紹介
“平成二十一年 如月/氷梅”
初年度は『京菓子老舗 長久堂』さんとのコラボレート。毎月、長久堂さんの社長、職人と試行錯誤しながら作っていたことを思い出します。平成24年の『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子や製作工程をぜひご覧下さい。 (若林 剛之)
寒い冬のさなかに春が近いことを感じさせてくれる
梅の花。その梅と氷を表した氷梅という模様がある。
匂いあふれる梅の花と、凍りついて亀裂が走った氷という思いがけない組み合わせを模様にしてしまった。昔の人はすごいなあと思う。
2月のお菓子は、備中の白餡をこなしで小さくくるんだものを5ヶ並べて梅に見立てました。半球形にするのが難しいのです。
僕もやらせて頂きましたが、さんざんな結果です。