和菓子になったテキスタイルデザイン / 過去の作品紹介
“平成二十二年 皐月/しあわせ”
初年度は『京菓子老舗 長久堂』さんとのコラボレート。毎月、長久堂さんの社長、職人と試行錯誤しながら作っていたことを思い出します。平成24年の『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子や製作工程をぜひご覧下さい。 (若林 剛之)
5月頃から野原に姿をあわらす白詰草。
普通は三枚の葉をつけるが、中には四枚の葉もあって、それを見つけるとしあわせになれるという言い伝えがある。
僕が子供の頃、女の子は白詰草を摘み、その茎を編んで王冠や首飾りにして遊んでいた。
昔の子供達は現代のようなゲームはなかったが、むしろ豊かな時間をすごしていたように思う。
(脇阪 克二)
5月の花はシロツメクサ(別名クローバー)。幸運の象徴である四つ葉をモチーフにしたテキスタイルデザイン”しあわせ”。原画は葉っぱだけのデザインですが、和菓子では小さな花を咲かせました。