一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“再び沖縄”
沖縄ではモノづくりの現場にも足を運びました。
まずは琉球がすり
後継者問題はどこも同じです。
こちらは花織
ここの柄はどれもモダンで良い感じ。
続いて紅型染め
細かい仕事です。
独特の染め上がり
最後に芭蕉布織物工房へ
これは本当に大変な仕事です。
ちょっと芭蕉布の見方が変わりました。
人間国宝の平良敏子さん。御年90歳。芭蕉布界のスターです。
朝一番に仕事場に来て、一番最後に帰られるそう。すごいですね。
大変勉強になる一日でした。
それでは、また明日。
2 件のコメント
ああ、良いものを見せて頂きました。
有難う御座います。
花織りも戦後に復活させた方々の苦労や、
芭蕉布にいたっては米軍に焼き払われた
芭蕉の栽培から始まり、何より芭蕉からの
糸作り(績み)が大変な作業ですし。
そんなことが澤地久枝さんの「琉球布紀行」に
直接取材された『自分の目と耳で確かめたもの』
として纏めておられます。
それから、きっとこれが平良敏子さんの最新画像
だと思うのですが、お元気そうで何よりです。
ちなみに戦前の芭蕉布の長着を持っていますが、
どれだけ水をくぐらせたらこんな風合いになる
のか、というくらい優しい肌触りですよ。
他にも画像があるのでしたら、またの機会に
拝見させて下さいね。
さすがは岡田様、博学ですね。僕は初沖縄だったのでいろんな事に驚きました。今回伺ったところの製品が殆ど京都に出荷されてることも驚きましたし最終小売価格が出荷時の十倍や二十倍以上で売買されてる事も驚きました。どこでも様々な問題山積の伝統産業ですね。平良敏子さんがとても素晴らしい方で感動しました。