一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

SOU・SOUへの道”で検索した結果、122件の記事が見つかりました

一日一駄話 /  SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事

第四十四話/不思議な縁の女の子

SOU・SOUが当初サッパリの売上げだった時、地下足袋のおかげでV字回復したことは以前にも書きましたが、実はそれ以外にこの女性のおかげでもありました。 SOU・SOU歴の長い方はご存知かもしれませんが、名前は井上香奈。職業絵描き。 だいぶ前にさかのぼりますが、SOU・SOUの前身となる京都のお店「teems design + moonbalance」に彼女がはじめて友人とふらりと来てくれた時のこと。 店内をふら~っと見て帰ろうとする彼女に 「あのー、ちょっとスミマセンがここの服のモデルを・・・・・>続きを見る

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第四十三話/わらべぎオープン

着衣が出来てから約1年後、スタッフの徳治夫婦の間に子供が生まれた。(今年高校1年生になったはるかだ。) 産後も千夏っちゃん(お母さん)は働く気満々だったので、赤ちゃんを抱っこしながら伊勢木綿のお店に立ってもらうことにした。 赤ちゃんを抱っこしながら働くというのは昔はよくある光景だったと思うが、最近ではほとんど見かけない。 ウチも実家がうどん屋だったので、母親は僕をおんぶしながら毎日朝から晩まで働いていたという。 伊勢木綿の店内レジ前に小さなスペースがあったので、徳治が買ってきたベビーベッ・・・・・>続きを見る

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第四十ニ話/お隣さんの閉店

ある日の朝、店の前をほうきで掃いていると、元足袋屋隣にあったミッキーマウス屋のご主人がやって来て声をかけられた。 「店長ー(僕のことをそう呼んでいた)、あのさー、もう店を閉めるんやけど、借りてくれへんか?」 「えーそうなんですか?長いことご商売されているのに、一体どうしたんですか?」 「もう、しんどーなってきてね。そんで、誰かに貸そうと家族に相談したら娘がSOU・SOUさんに頼んでみたらって言うんや」 という訳で、その店舗を借りることにした。 ちょうどSOU・SOU作務衣を・・・・・>続きを見る

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第四十一話/le coq sportif”

ある日一通のメールが会社に届いた。 世界中の誰もが知っているフランスの超有名ハイブランドからだった。 詳細を聞くために一度担当の方と会うことになった。 あまり詳しくは書けないが、要するにヒール付きの地下足袋が作れないかという話だった。 今から思えば二つ返事で作ればよかったが、当時の僕は若かった。 「そういうのは邪道だ、本物ではない」ということで、あまり乗り気でない返事をしてしまったのだった。 その後は何の音沙汰も無い。。 まー縁がなかったのだと思うが、ビッグチャンスを逃した感は否め・・・・・>続きを見る

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第四十話/SOU・SOU作務衣

「SOU・SOU足袋」「SOU・SOU伊勢木綿」「SOU・SOUしつらい」を作った時、どさくさで「SOU・SOU作務衣」というお店を作った。 (SOU・SOU作務衣店頭写真) どさくさというのは、本当は当時やっていた洋服のセレクトショップの改装を予定していたのだが急遽そこを「SOU・SOU作務衣」に変更したからだ。 僕は、「この洋服のセレクトショップを改装したところで将来は無い…」と感じていた。 それを正直にスタッフに相談したところ、「実は私もこの先の事を考えたらこの店もSO・・・・・>続きを見る

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第三十九話/SOU・SOUのスタッフ

SOU・SOUが成功するかどうかは、どれだけ”SOU・SOU人”が集まるかにかかっています。 ビンテージ古着の店ならビンテージマニアのスタッフが豊富な知識で古着を接客したらお客さんも楽しいだろう。古着にまつわるサブカルチャーに精通していれば尚いい。 お菓子屋さんならお菓子好きで、知識豊富で、休日にお菓子作りを楽しんでたりする人ならお客さんもきっと楽しいだろう。 SOU・SOUの場合は SOU・SOUが好きなのはもちろん、休日にはお茶のお稽古したり、自由に着物で美術館めぐり...あ・・・・・>続きを見る

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第三十八話/リニューアル

以前にも書いたが、当初のSOU・SOU京都店の場所はわかりづらかった。 冬のある平日の夕方、お店に一本の電話があった。 「そちらのお店はどうやって行けばいいですか?」 中年位の女性の声だった。 「どちらからお越しですか?」 「京都駅からタクシーで行きます」 「あ、そうですか。それでは“御幸町御池を上がったところ”と運転手さんに伝えてください。そこに真っ黒なビルがありますので、その3階です。エレベーターは2階からですのでご注意下さい。」 「わかりました」 一旦電・・・・・>続きを見る

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第三十七話/伊勢木綿

伊勢木綿はややこしかった。 思うように染まらないのだ。 手初めに50反染めてみたら、その内35反が染め不良(B反)になるという状態だった。 また生地にも織りキズがとても多かった。さらには生地の横糸が斜行している等々。。 現在一般的に流通している生地をベースに考えると問題だらけだった。 しかし、ある時気がついた。"これが伊勢木綿"だ。 職人さんは昔ながらのやり方を何も変えずただ織っているだけ。 織機は、今のトヨタが喉から手が出るほど欲しがる100年前のトヨタ式織機。なんと現役だ。 伊勢・・・・・>続きを見る

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第三十六話/洋から和へ

前にも書いたが、僕は以前ビンテージ・ジーンズマニアであった。 その頃はLevis501XXがあれば何もいらないと思っていた。 しばらくして、ビンテージジーンズ離れしたが、 ジーンズ自体は好きだったのでで色んなブランドのものをよくはいていた。 SOU・SOU足袋を作ったときも初めはジーンズに合わせて履いていた。 接客の時にも「地下足袋はジーンズに合いますよ!」と言っていた。 しかし、ある時気がついた。 「アパレル関係ならどこの店員も言っているセリフだな、これは...」 スニーカー屋や革・・・・・>続きを見る

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第三十五話/日進ゴム

SOU・SOU足袋を発売してすぐに、NHKが取材に来てくれた。実質、これが初めてのテレビ取材だった。 どうして地下足袋をやり始めたのか等いろいろ聞かれ、取材で埼玉県のまるそう産業や兵庫県の高砂産業、岡山県のコレクト(生地屋)等をカメラマン、ディレクターの人たちと一緒に旅した。 十数分の番組だったと思うが、ものすごく長い時間カメラを回した。 さすがはNHK。時間と資金に余裕がある。 そして一度撮った映像は、同じ局内の他の番組でも使われたりしていて、結局4番組でSOU・SOU足袋を放送してくれた・・・・・>続きを見る

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第三十四話/日本文化としての評価

NEW YORKでの展示会は結果的に150万円の赤字だったが、とても良い経験になった。 あのタイミングを逃すと、きっともう出来なかっただろうと思う。 スニーカーではなく地下足袋を売ったことで、僕はすごいドーパミンが出た。 ちょっと他では味わえない感覚だった。 帰国後は、東京・京都で展示会を行った。 (東京での展示会の様子) (京都での展示会の様子) 僕はこの頃から、SOU・SOUはまず日本国内での評価を大切にするべきだと感じていた。 西洋風の服を作っているのなら西洋人に見・・・・・>続きを見る

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第三十三話/SOU・SOU足袋 EXHIBITION

時を同じくして「SOU・SOU足袋 EXHIBITION NEW YORK-TOKYO-KYOTO」という展覧会をやった。 地下足袋を広めるために何かイベントをやろうと思ったのだった。こういう時、誰でも思いつくのが海外での発表だろう。 未だに多くの人に言われるのが「外国に持っていったら売れますよ」というセリフだ。 当たり前だ。誰でもわかる、そんな事。 当時の僕もそう思っていたからNEW YORKでの発表にこだわったのだろう。 以前は買い付けで散々お世話になったNEW YORK。 しかし「・・・・・>続きを見る

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SOU・SOU×京都芸術大学 2021貫頭衣展【1】+SOU・SOUへの道

本日は京都芸術大学空間演出デザイン学科の学生よりお知らせを。 ========= SOU・SOUのブログをご覧の皆様、こんにちは! 京都芸術大学 空間演出デザイン学科の3年生です。 昨日より公開しております「SOU•SOU×京都芸術大学」のwebショップ(~7月23日13:30まで)で販売中の貫頭衣を一部紹介します。 今回販売する貫頭衣は100着以上。 三重県の伝統工芸品である伊勢木綿を使用した "貫頭衣" です。 京都芸術大学空間演出デザイン学科の学生22名が、それぞれデザインか・・・・・>続きを見る

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第三十一話/東京店の奇跡

SOU・SOUテキスタイル地下足袋がデビューして東京店の売り上げが伸びていくのだが、実はちょっとした奇跡が起きていた。 オープン以来ずーっと客入りが悪かった東京店は、なんとかしてまずお客様を店内に引き込みたかった。 いろいろ考えた結果、ガラガラの店内が丸見えではお客様も逆に入りづらいのではないかと思って入り口に大きな白いのれんをかけ、店内をあまり見えないようにしてみた。 しかし残念ながら大した効果はなかった。 そんな中、オーダーしていた数十種類のカラフルな地下足袋がとうとう入荷してくることに・・・・・>続きを見る

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第三十話/手縫い地下足袋

次に見つけたのは、埼玉県行田市のまるそう産業さんだった。 この地域は、全盛期は年間400万足以上を生産していた手縫い地下足袋の一大産地だったらしい。 埼玉の商工会議所で調べてもらって、なんとか残っていた最後の一軒、まるそう産業さんを見つけたのだ。 初めて工場に電話をした時に出られたのが当時会長の小沢さんで 「京都から電車賃かけてわざわざ来て、採算は合うのか?」と聞かれた。 採算が合うかどうかはわからないが、行ってみない事には始まらない。とりあえず埼玉県行田市へ向かった。 なるほど、工場も・・・・・>続きを見る

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第二十九話/高砂産業

日本の伝統的な履物「地下足袋」は国産であるべき!そう思い続けて工場を探していたところ、 ある会社の紹介で高砂産業さんに出会うことができた。 (高砂産業 本社工場の看板) 高砂産業さんとの最初の打ち合わせのときに、僕は15分くらい遅刻をしてしまった。 そのせいかどうかは知らないが、 加古社長はニコリともせず不機嫌そうな面持ちで、 終始重い空気が流れていた。 20柄以上の加工書を見せて、表地裏地の柄合わせの指示や今後のビジネス展開等を話したが、 「ウチでは出来ひんな」と一蹴さ・・・・・>続きを見る

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第二十八話/SOU・SOU足袋の誕生

そう言えば、最初丸五さんで地下足袋を作った時のこと。 地下足袋を発注したのはいいけれど、実は会社には倉庫がなかった。 確か2300足ほどオーダーしていたにも関わらず、それを置くスペースのことは何も考えていなかった。というか、多少考えてはいたけれど、いくら考えても答えは見つからなかったのだ。 仕方がないので、なんとか店のストックスペース、店内、事務所内の置けるところにすべて置いた。 東京店からの業務日報には「こんなに地下足袋が送られてきて売れるのでしょうか」と書かれてあった。「やかましい!売る・・・・・>続きを見る

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第二十七話/地下足袋

SOU・SOUを始めてからは、いろいろな日本のコト、モノに興味を持ち始めた。 昔の人の美意識ってすごいなーと感心することがとても多くなった。 ある日サンプルとして買っておいたいわゆる普通の黒い地下足袋を 倉庫で見つけてまじまじと眺めていた。 「これって本当はとてもいいモノなんじゃないかな…」と漠然と思った。 理由は、機能性、世界に類を見ない独特のデザイン性、そして伝統性が兼ね備わっていることだった。 日本人は地下足袋をファッションアイテムとして認めていないのに、 外国人・・・・・>続きを見る

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第二十六話/東京店オープンとその後

東京店オープンは、18年前の2003年3月8日。 (上:オープン当日の様子/下:脇阪さんと辻村さん) 前日はオープニングレセプションで大勢の方が来てくださったが、 オープン初日は意外とあっさりしたものだった。 僕もオープン後1ヶ月は毎日ヴィーナスフォートに出勤した。 当時いたスタッフのお父さんの紹介で、恵比寿にある某組合の社員寮にお世話になった。 肝心の売り上げは毎日イマイチ・・というかサッパリだった。 ちょっとお店をクールに作りすぎたのか、「入りづらい」というお客・・・・・>続きを見る

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第二十五話/SOU・SOU

少し話が前後しますが、東京出店を決めた時に ちゃんとしたお店の名前を改めて決めなければいけないと思った。 当時の京都の店名は「teems design + moonbalance」。 「お電話ありがとうございます。teems design + moonbalance東京店でございます」 では長すぎて噛んでしまう。 そして、誰も憶えてくれない。 また、この頃「なんで日本のファッションブランドやショップ名、 会社名は英語ばっかりなのかなー」という疑問もわいていた。 「よし!日本のモノづく・・・・・>続きを見る

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